住宅ローンの種類と金利との関係
住宅ローンには、大きく分けて公的融資と民間の融資とがあります。公的融資とは、財形住宅融資や自治体住宅融資などが挙げられます。財形住宅融資は、会社で行ってることが多く毎月財形住宅貯蓄として積み立てを1年以上していた人が利用出来る融資で、50万円以上の貯蓄がある方を対象とする融資です。民間の融資は、代表的なもので銀行の融資などが挙げられます。
住宅ローンを組む時、どのローンを使うのが良いのか迷う所ですが、正直金利に関してはそこまで変わりが無いのが現状です。会社で財形貯蓄をしてる方でしたら、財形融資を使うのが効率的ですし、そうじゃない方は民間の銀行のローンなどを使うのが一般的です。フラット35などを使うと、繰上げ返済の手数料が無料となるなどと言う特典があるようです。
住宅ローンを組む時に、もう一つ重要となって来るのが、固定金利で借りるか、それとも変動金利で借りるか、もしくは組み合わせて借りるかです。固定金利で借りれば、市場の動向が変わった時に、景気がよくなり金利が上昇しても固定金利で借りてるので住宅ローンの金利は返し終わるまでずっとその金利で返済出来るというメリットがあります。ただし、金利が上がってもそのままの金利を適用すると言うリスクが銀行側にある為、多少金利は高くなってくるのが特徴です。
変動金利で借りる場合は、固定金利とは逆で、金利が上昇すればそのままローンの金利も上がる為にリスクを背負うと言う事になります。今は底の金利なので、今変動金利で購入すると、金利は上がるしか無い為、結構なリスクになるのでは無いでしょうか。その為、金利はかなり安く押さえられています。年に何回見直されるかは銀行によって異なりますが、年に2回と言うのが一般的なようです。
一番多く利用されていたのが、最初固定金利で数年経過後に変動金利に変わると言うローンの組み方です。こちらの場合も、金利は低く見積もられますので最初の固定金利の機関は安心できると言う事で、利用する方が多かったローンの組み方です。
どう借りるかによって金利が異なってくるのも住宅ローンです。